【学習記録】30代未経験インフラエンジニアの資格・スキル-1年目

・インフラエンジニアを目指している。
・未経験でエンジニアを目指している。
 
シャチ
インフラエンジニアへ転職して1年が経ちました。
エンジニアとして1年間働いてきた中での学習記録をまとめていきます。
建設業からインフラエンジニアへの転職でしたが、日々の自己学習で少しずつ理解できることややれることが増えているので、未経験でもなんとかやっていけています。
この記事がインフラエンジニアを目指す方や30代で転職に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
▽以下、1ヵ月目の学習記録です。
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30代未経験インフラエンジニアの資格・スキル-1年目

国家資格はインフラエンジニアに関連する資格のみを記載しています。
1ヵ月目から1年目と随分間が空いてしまいましたが、自己学習に全振りしていたため、更新が滞っていました。
抜粋ですが、主に以下の学習を進めてきました。

資格
  •  電気通信主任技術者(伝送交換)
  •  初級システムアドミニストレーター
  •  情報セキュリティマネジメント ← NEW!!
  •  基本情報技術者 ← NEW!!

自己研鑽/スキル

  •  新しいLinuxの教科書
  •  LinuCレベル1 合格教本
  •  メールサーバの構築
  •  zabbixの構築
  •  シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200 -301
  •  パケットトレーサー
  •  基本情報技術者試験
  •  情報セキュリティマネジメント試験
  •  DNSがよくわかる教科書

 
LinuxやCCNAの学習を軸に進めつつ、情報処理技術者としての基礎知識を身に付けるため(+評価を上げるため)に資格を取得しました。
合わせて、業務に必要な知識をその都度技術本によりインプットしていった流れになります。
以下より、項目ごとに学習した内容を詳しく紹介していきます。

参考書とVPSサーバによるLinuxの学習

サーバに触る機会が多いですが、ログイン後どこを見たら良いか・何をしたら良いか分からない状況でした。。
この状況を脱却するために、さくらのVPSサーバを契約しました。
その後、技術本を元に基本的なコマンド動作の確認や「メールサーバ」、「zabbix」を構築することでLinuxに対する理解が深まり、コマンドへの理解やディレクトリ構成などを把握できました。
また、自分でサーバを構築していくとエラーコードを見る機会が頻繁にあるので、何が悪くてエラーが出ているかなんとなくわかるようになり、運用面でも学習したことが役立っています。
▽その他、Linuxの学習したことを以下の記事でまとめています。
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シャチ
サーバに触る機会が多いなら、まずはLinux学習から始めるべきです。

参考書とパケットトレーサーによるCCNAの学習

サーバと同様に、スイッチやルータにも触る機会が多いですが、ログイン後show runninig-configくらいしかできないレベルでした。。
しかし、実機で試せる環境を整えることが厳しかったため、Ciscoのパケットトレーサーをメインに学習を始めました。
CCNAの参考書を購入し、初期セットアップやVLAN、ポートチャネルの設定を試してみたり、ググったパケットトレーサーの問題を構築したりすることで、実務で触れる際に簡単な設定投入をできるようになりました。
Linuxもそうですが、実際にコマンドを打って動作を試してみないと身に付けることが難しいため、実際に試せる環境を利用できるのは大きかったです。
GNS3というシミュレーション環境もあるのですが、Ciscoのiosファイルが必要なためこちらは環境構築を断念しました。

基本情報技術者を主としたIPAの資格取得

そもそも情報処理技術者としての基礎知識不足を感じていたので、何度か落ちている「基本情報技術者試験」と、ITリテラシーの向上を図るため「情報セキュリティマネジメント試験」を受験しました。

↑ もちろん評価を上げて給料を上げたい思いもありました!

 

基本情報技術者試験では、公開鍵/共通鍵の仕組みや利用用途、プロトコルの役割など、業務に関わる基礎知識を補填することができました。

プログラミング言語やアルゴリズム分野は業務で使用しないものの、論理的な思考という部分が身に付いたのではと思います。

▽以下に、基本情報技術者試験の勉強方法などをまとめています。

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情報セキュリティマネジメント試験は、情報資産利用者の基礎知識や行動を問われるためエンジニア向けの資格ではないですが、情報資産に対するリスク把握ができ危機管理意識が上がります。

また、セキュリティに関する基礎知識も学べるので、情報セキュリティに興味がある方はこの資格を入り口に学習を始めてみても良いと思います。

▽以下に、情報セキュリティマネジメントの勉強方法をまとめています。

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シャチ
どっちを受験しようか悩んでいましたが、結局両方とも受験しました。

技術本による学習

上記以外で、インフラエンジニアの業務に必要となる知識を技術本でインプットしてきました。

例えば、TCP通信の確立やDHCPによるIP取得のフロー、DNSの名前解決の仕組み・ゾーン編集/記載方法などの知識です。

ググって調べることもできますが、正確な情報を身に付けたかったため、分野毎に評価の高い技術本を購入して学習を進めました。

知識をインプットすることにより、業務での指示や会話の理解度が上がります。また、フローや仕組みを理解することで正しい通信の流れを把握でき、不具合が生じた際の切り分けをする際にも役立ちます。

業務内での分からないことや疑問点を放置していると、より業務についていけなくなるので、その都度知識を補填していくことを大切にしています。

▽以下に、1年目に読んだおすすめの技術本をまとめています。

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まとめ:30代未経験インフラエンジニアの資格・スキル-1年目

インフラエンジニア1ヵ月目で見えてきた、身に付けていく必要がある知識やスキルを中心に学習を進めてきました。
その中で未経験としてなんとかやっていけているので、業務で必要な知識を中心に学習するという方向性は合っていたかなと思います。
ですが、まだまだLinuxは基礎レベルで、CCNAについても大まかな設定の理解にとどまっているため、より深く理解して人に聞かなくてもできることを増やしていかないと…
 
次回は、必要に迫られているシェルスクリプトの学習も進めていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
シャチ
エンジニアは毎日勉強が必要と言われていますが、本当に毎日勉強しています。追いつけない。。

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