【その中でも】
-何度も試験に落ちている
-勉強方法に悩んでいる。
▷情報処理所持資格[初級シスアド][情報セキュリティマネジメント]
・情報セキュリティマネジメント試験合格を目指す方。 シャチ 駆け出しインフラエンジニアのシャチです。情報処理所持資格は[初級シスアド]のみなので、セキュリティレベルの向上を図るため受験しました。 [sit[…]
その過程で実践した勉強方法・参考書などを紹介します。
✔️基本情報技術者試験の勉強方法
✔️役に立つ参考書
基本情報技術者試験の勉強方法
- 過去問5年分(上期・下期合わせて10回分)
- 時間を気にせずに問題をしっかり解く。
- 過去問道場を利用するので、過去問解説の参考書は不要。
午前問題
勉強方法「午前問題」
※以下、キタミ式。
1.キタミ式をベースに勉強し、理解できない部分を潰していく。
2.過去問道場で過去問を5年分解く。
3.正誤表を作成し、間違った問題・曖昧な問題を洗い出す。
4.間違った問題を復習し、100%まで仕上げる。
勉強時間
7日間:試験日の一週間前から。
21時間(1日3時間×7日)+ キタミ式を読み終える時間
役に立った参考書
Point
インプット後のアウトプットとして、項目ごとに演習問題を記載しているところも知識の定着に効果的です。
午後問題
勉強方法「午後問題」
※以下、うかる!
1.アルゴリズムの学習を「うかる!」で進める。
2.「うかる!」の演習と過去問道場5年分でトレース力を付ける。
3.情報セキュリティ・選択問題を過去問道場で5年分解く。
4.間違った問題を復習し、100%まで仕上げる。
勉強時間
30日間:試験日の一か月前から。
60時間(1日2時間×30日)
※内20日:アルゴリズム、10日:情報セキュリティ・選択問題。
役に立った参考書
課目 | 必須・選択 | 得点 |
情報セキュリティ | 必須問題 | 20点 |
ソフトウェア・ハードウェア | 選択問題 | 15点 |
ネットワーク | 選択問題 | 15点 |
ソフトウェア設計 | 選択問題 | |
プロジェクトマネジメント | 選択問題 | |
サービスマネジメント | 選択問題 | |
システム戦略 | 選択問題 | |
経営戦略・企業と法務 | 選択問題 | |
データ構造及びアルゴリズム | 必須問題 | 25点 |
ソフトウェア開発 | 必須問題(言語選択式) | 25点 |
選択問題およびソフトウェア開発は、「普段の業務や授業に関係のあるもの・日常的に触れる頻度が高いもの」を優先的に選択しましょう!
午後問題は机上で学習しても実際に使用していないとイメージが付かない、理解ができない部分が出てきます。
もし、業務や授業に関わりのある選択問題があれば理解が捗るため、その分野を選択することが合格への近道です。
例)業務でSQLを使う機会があるので、データベースを選択する。
情報セキュリティ
情報セキュリティ問題は、アルゴリズム・プログラミング言語に次いで得点配分が高いですが、それほど難易度が高くないので満点を取るつもりで勉強をしましょう。
出題問題はある程度パターン化されているので、対策がしやすいです。
過去問の傾向では、「共通・公開鍵暗号方式」や「ファイアウォール」関連の問題が頻出されています。
Point
公開鍵暗号方式は、公開鍵と秘密鍵の用途が曖昧にならないように理解しましょう。
選択問題
Point
自分に合った選択問題を見極めて勉強を進めることが大切です。
データ構造及びアルゴリズム
(※嘘っぽいですが、地道なトレースが理解への近道です。)
Point
練習問題が全然分からなくても、文章をしっかり読んで諦めず最後まで解いてみることが大切。
ソフトウェア開発(表計算)
机上での学習だけではなく、実際にExcelを使用して各関数の動作をイメージできるようにしましょう!
難易度・合格率・過去に落ちた原因
難易度:★★★☆☆(難しい)
- 過去問を暗記して理解したつもりになっていた。
- アルゴリズムの勉強方法がわからなかった。
- 表計算を机上の勉強だけで対策していた。
- プログラミング言語にこだわっていた。
※学生時代学んだからという理由だけで選択。
私はエンジニアになってからは、1回目の受験で資格を取得できました。
仕組みや意味をしっかりと理解していたり、表計算を日常的に考えて触れていることで、試験対策をしなくても対応できる部分が多くあったからだと感じています。
【注意】CBT方式の申し込み(プロメトリック)
CBT方式の試験になってから、試験の申し込みは「プロメトリック」での予約になっています。
予約期間が始まると週末の日程は、早い段階で埋まってしまいます。また、試験会場の数も多くないため試験日が思った通りに決められない場合が多いです。
上期か下期の受験時期を決めたら、試験に向けて余裕を持った学習スケジュールを立てることが大切です。
私も実際に試験日が取れず、予定より2週間早く受験しました。
まとめ:基本情報技術者試験の勉強方法/おすすめの参考書
「キタミ式イラストIT塾基本情報技術者」→過去問道場、の順での学習。
≪午後問題≫
業務や授業に関わりのあるものを優先的に選択。
■セキュリティ:午前問題の知識+過去問。
■アルゴリズム:「うかる!基本情報技術者[午後・アルゴリズム編]」+トレース練習。
■表計算 :各関数の知識+実際に使用して動作確認。
- 基本となる午前問題の知識をしっかりと理解する。
- 過去問ベースだけの勉強にならないこと。
- 机上で理解できない部分は実際に触れる。
CBT方式により一時的に合格率が上昇していますが、過去問が開示されなくなった分対策が難しくなっています。
それでも、基礎となる知識を習得していることで試験問題にも対応できるので、まずは「キタミ式」での知識の習得・自分に合った午後問題の見極めを進めていきましょう!