【おすすめの資格一覧】現場代理人(電気通信)の施工管理で必要な資格とは

・電気通信工事に関わる人。
・施工管理でスキルアップしたい人。
・どの資格を取れば良いか分からない人。
 
シャチ
10年間、電気通信の現場代理人として施工管理をしていました。
 
スキルアップしたいけど、「電気通信工事」の資格って何を取れば良いか分からない。
と、悩んでいませんか?
 
シャチ
取得してきた中で、業務に直結する資格を紹介します。
 
【この記事で分かること】
✔️電気通信の施工管理でおすすめの資格一覧

現場代理人(電気通信)の施工管理でおすすめの資格一覧

宅内のLAN配線、電話工事・ネットワークの構築にほぼ携わらない、外線がメインの企業に勤めていました。
 

おすすめの資格一覧


  •  工事担任者(総合種)
     ※現:総合通信
  •  第一級陸上特殊無線技士
  •  電気通信主任技術者(線路)
  •  1級電気通信工事施工管理技士
  •  (※監理技術者)

 

携わる工種にもよりますが、

この5つを取得すると「電気通信」では通用します。

シャチ
どの資格も業務に直結する実用的な資格です。

工事担任者(総合種)※現:総合通信

合格率:17.1〜26.5%
難易度:★★★☆☆(やや難しい)

電気通信の入門として取得する資格です。

「2級〜総合通信」まであり、総合通信が最も難易度が高くなっています。

 

デジタル通信とアナログ通信の種別があり、

これらを合わせた資格が「総合通信」になります。

 

電話工事などをしない職種であれば、デジタル通信だけで事足りますが、

客先での説明や発注者との打ち合わせ時などに役立つため、

アナログ通信の知識も身に付けることがおすすめです。

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電気通信回線と端末設備等を、接続するために必要な資格
なので、電気通信工事においては必須の資格です。
シャチ
電気通信の仕組みを、事前知識としてインプットできます。

第一級陸上特殊無線技士

合格率:37.3%(H30年度)
難易度:★★☆☆☆(やや易しい)

携帯基地局の建設や更新工事に役立つ資格です。

「3〜1級」までありますが、難易度が高くない資格なので1級を取得しましょう。

 

どうしても取得したい方向けに、講習で取得する方法もありますが、高額なためおすすめはしません。

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小規模な陸上無線基地局の操作を行うために必要な資格
であるため、「携帯基地局工事」に関わる方は取得しておきましょう。
シャチ
逆に、携帯基地局工事に携わらなければ「不要」です。

電気通信主任技術者(線路)

合格率:19.9〜30.1%(近年5年間)
難易度:★★★☆☆(やや難しい)

電気通信ネットワークの工事、維持および運用の監督責任者になる資格です。

「線路」と「伝送交換」があり、学習範囲が広いため難しいというよりは、勉強に時間がかかります。

 

電気通信サービスを提供する「電気通信事業者」に求められるので、

工事業者としての需要は高くありませんが、実務経験を満たすことで監理技術者になれます。

監理技術者については、後ほど説明します。

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指導監督的実務経験(2年以上)+交付後の実務経験5年以上

の条件で監理技術者になれるので、

「一級電気通信工事施工管理技士」の受験資格を満たしていない方におすすめです。

シャチ
「伝送交換」の資格もありますが、業務に直結することはなかったです。

一級電気通信工事施工管理技士

筆記試験
合格率:43.1%〜49.1%
難易度:★★★☆☆(普通・やや大変)

実地試験
合格率:49.5%〜49.3%
難易度:★★★☆☆(普通・やや大変)

取得することで監理技術者になることができる資格です。
学歴によって受験資格が異なります。
 
新しく設立された資格であり過去問が2回分しかなく、学習範囲が広いため勉強が大変です。
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「実地試験」では、
工事現場の経験記述、施工・安全に関わる記述問題が出題されるので、
施工管理の知識・経験が必要になります。
 
建設業では「施工管理技士」を所持していると、

  •  担当できる案件の規模が大きくなる
  •  公共工事入札の際に加点ポイントが高くなる

メリットがあるので、重宝されます。
シャチ
「施工管理技士」は施工管理者の目標の一つですね。

監理技術者

監理技術者は

 

監理技術者の要件

「元請」であり、発注者からの請負工事において

下請金額の合計が4,000万以上(建築一式工事では6,000万位上)
で配置が求められるため、
規模の大きな工事の請負に必要になります。
 
指定建設業以外は「実務経験」でも取得可能ですが、
実務経験に求められる工事の請負金額が大きく経験を積むことが難しいため、
 

  •  電気通信主任技術者
  •  一級電気通信工事施工管理技士

を目指して取得することが一般的です。

シャチ
一級施工管理技士があれば、監理技術者講習・申請をすれば「監理技術者」になれます。

まとめ:現場代理人(電気通信)の施工管理でおすすめの資格一覧

おすすめの資格一覧


  •  工事担任者(総合種)
     ※現:総合通信
  •  第一級陸上特殊無線技士
  •  電気通信主任技術者(線路)
  •  1級電気通信工事施工管理技士
  •  (※監理技術者)

上記5つが業務に直結する資格なります。

 

電話工事、LAN工事、テレビ工事、電気工事に関わる可能性がある方は、

プラスして


✔︎電気通信主任技術者(伝送交換)

✔︎CATV総合監理技術者

✔︎電気工事士


など、必要な資格を選択していくと良いと思います。

シャチ
業務に関わりの高い資格から取得していきましょう。

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