・電気通信工事に関わる人。・施工管理でスキルアップしたい人。・どの資格を取れば良いか分からない人。 シャチ 10年間、電気通信の現場代理人として施工管理をしていました。 スキルアップしたいけど、「電気通信工事」の資格[…]
✔️電気通信主任技術者(線路)の勉強方法
電気通信主任技術者(線路)の勉強方法
全科目共通の勉強方法としては、
各科目毎に簡単な
✔︎勉強方法
✔︎出題傾向
を紹介していきます。
電気通信システム
・アプリを活用
基礎的な科目で簡易的な問題がメインになります。
基礎的な問題がメインなので、
「工事担任者」や「専門科目」の勉強の中で理解ができる問題もあるため、遅めの勉強で良いと思います。
- 電気通信用語
- 電子回路、三相回路
- インピーダンス系の「数式」や「計算」
- 文章に合う単語を選択肢から選択。
- 基礎的な計算問題・計算公式の選択。
線路設備および設備管理
・出題頻度の多い問題や類似問題を統計
過去問を「10年分」解き、間違った箇所は定着するまで繰り返し解きました。
- OTDR
- 通信土木
- 電気通信事業法
- ネットワーク系
- 光ケーブルの構造・被覆の材料
※ その他にも、光ファイバの変調技術、PONシステム、デジタル変調、デジタル無線伝送、波長分割多重、TCP/IPプロトコル etc…が出題されます。
- 電気通信用語に関する正誤問題。
- 電気通信用語に関する穴埋め問題。
- 【☆頻出】信頼性の計算。
専門的能力(通信線路)
・出題頻度の多い問題や類似問題を統計
「線路設備」同様に、過去問を「10年分」解き、間違った箇所は定着するまで繰り返し解きました。
- 電柱
- 光そのもの
- 光ファイバー
- 光ケーブルの施工
- 曲げ半径・融着接続、弛度
- OTDRによる障害探索、IDテスター
※その他にも、電子メールシステム、ギガビットイーサネット、HTML/XML、IPv6、etc…が出題されます。
- 電気通信用語に関する正誤問題。
- 電気通信用語に関する穴埋め問題。
- 【☆頻出】メタリック伝送線路の減衰量
- 【☆頻出】光ケーブル敷設時の張力計算。
- 【☆頻出】一様線路の特性インピーダンス。
- 【☆頻出】平衡対ケーブルの一次、二次定数。
頻出問題の対策
下記の記事で、
✔︎一様線路の特性インピーダンス。
✔︎光ケーブル敷設時の張力計算。
の解き方を紹介しています。
電気通信主任技術者(線路)の専門科目である「通信線路」の問1に頻出されている【一様線路の一次定数及び二次定数と減衰量の関係】についてポイントを解説していきます。 近年で2-3回に1問は出題されていますので、この計算問題を確実に解けるようにし[…]
電気通信主任技術者(線路)の専門科目である「通信線路」の問5に頻出されている牽引張力の計算問題について解説していきます。 近年で毎回1問は必ず出題されていますので、この計算問題を確実に解けるようにして3点を確保しましょう! 公式とパターンを[…]
法規
・アプリや動物の参考書を活用
私は法規にあまり時間を割きたくなかったので、2週間前に過去問を繰り返し解き頭に叩き込みました。
前半で法規に取り掛かると、
他科目の学習により覚えたものを忘れてしまう可能性が高いため、試験直前の勉強と決めていました。
- 電気通信事業法
- 有線電気通信法
- 法律・規則などの文章の正誤問題。
- 法律・規則などの単語や数値の穴埋め問題。
受験科目毎の難易度
⬇︎ 電気通信システム
⬇︎ 線路設備および設備管理
難 専門的能力
受験科目毎の難易度は、個人的に低い順から並べるとこのようになります。
勉強科目毎の優先順位と勉強時間
⬇︎ 線路設備・設備管理[2ヶ月半]
⬇︎ 電気通信システム[1ヶ月(免除)]
遅 法規[2週間]
[※電気通信システムは、「工事担任者」の資格で免除でした。]
「専門的能力」と「線路設備」は勉強範囲が多少被っている部分があるため、
優先順位を付けましたが、同時期に初めても良いと思います。
必要な参考書は
専門科目の「通信線路」の過去問で理解できない部分が多くあったので、専門科目の参考書だけは必要でした。
下記の記事で紹介していますので、興味のある方は見てみて下さい。
電気通信主任技術者の勉強方法で検索をすると、 ✔︎参考書は必要ない✔︎効果的な参考書はない✔︎過去問だけでOK などオススメの参考書ってなかなか出てこないと思います。 そこで今回は、私が電気通信主任[…]
まとめ:電気通信主任技術者(線路)の勉強方法
[優先順位]
- 専門的能力[3ヶ月]
- 線路設備・設備管理[2ヶ月半]
- 電気通信システム[1ヶ月]
- 法規[2週間]
不合格でも諦めず、何が足りなかったか次に生かすことが大切です!
合格できる勉強方法を知って、可能であれば一発合格を目指しましょう。
また、
「他の関連のある資格」や「線路・伝送交換」の両方の資格取得を目指している場合は、