・Linuxコマンドをよく使う人。
・ググらないでLinux内で完結させたい人。
・ググらないでLinux内で完結させたい人。
サーバーやWSL内で作業中に、サブネットの計算やプロトコルのポート番号が分からない時にいちいちググるのが面倒だった。
そこで、Linux内で完結できるようにする便利なコマンドを3つ紹介します。
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目次
ポート番号を確認「/etc/services」
ポート番号の一覧が”/etc/services”に記載してあるため、このファイルを閲覧するだけで、ポート番号とプロトコルがわかります。
less /etc/services ->"/port number" or "/protocol name"で検索 grep "port number" or "protocol name" /etc/services
例えば、sshのポート番号を知りたい時に、以下コマンドを打つと、sshのポート情報のみが出力されます。
grep ssh /etc/services
このサイトのポート一覧って信頼できるの?など余計なことを考えなくて良いので、割と時短になります。
サブネットマスクを計算「sipcalc」
sipcalcコマンドを使うことで、対象ipアドレスのネットワークマスク・ネットワークアドレス・ブロードキャストアドレス等を知ることができます。
例えば、以下のコマンドを打つと、対象ipの情報が画像のように出力されます。
sipcalc 192.168.100.0/24
ネットワークマスクやワイルドカード、ipレンジがすぐに分かるので非常に便利です。
インターフェースを指定すると、インターフェースに振られているipの情報が出力されます。
whois情報を取得「whois」
知りたいドメインの情報を、CMANのサイトでよく調べていましたが、情報の取得に多少時間がかかります。
そこで、whois情報もLinuxのwhoisコマンドで簡単に取得できるので、こちらもLinux側で済ませてしまいましょう。
例えば、以下のコマンドを打つと、対象ドメインの情報が画像のように出力されます。
whois google.co.jp
対象ドメインのネームサーバを調べる時に使ったりしています。
まとめ:サブネット計算、ポート番号、whois情報をLinuxコマンドで確認
Linuxでの作業中にググらずにLinux内で完結させることで、作業の時短に繋がります。
また、WSLでtmux等を利用しウィンドウを分割すると、サーバ側に不要なコマンドを入れずに作業ができます。
<例>
左のウィンドウ:サーバーへSSH。
右のウィンドウ:WSL内でsipcalcやwhoisコマンドの利用。
左のウィンドウ:サーバーへSSH。
右のウィンドウ:WSL内でsipcalcやwhoisコマンドの利用。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Linux内で「これができたら便利だな。」と思っていることは意外とできたりするので、思い付いたら一旦調べるようにしましょう!