・JABEE認定とは何か知りたい人
・JABEE認定を持っていて技術士を目指したい人
・JABEE認定を持っていて技術士を目指したい人
私が卒業した大学(学科)の教育課程がJABEE認定を受けていました。
理系学科卒の方なら「JABEE」という単語を聞いたことがあるかもしれません。
そして
「JABEE認定」を受けている教育プログラム卒であれば、【技術士】二次試験を受けられる可能性があります!
忘れていたらもったいない!
▷ということで、
✔️技術士を目指す仲間を増やそう。
という、【JABEE認定】についての記事になります。
【この記事で分かること】
・JABEE認定とは?
・技術士の受験資格はあるか?
・JABEE認定とは?
・技術士の受験資格はあるか?
目次
JABEE認定とは?
公式では色々と難しく書いてありますが、簡単にまとめるとJABEE認定とは、
JABEEの審査で認められた技術者教育プログラムのこと。
- そもそも「JABEE」とは?
- 一般社団法人日本技術者教育認定機構の英語名の略称です。
技術者教育プログラムの審査・認定を行う機関になります。
そして、 JABEE認定を受けた教育プログラムの修了者は「修習技術者」となり、技術士の一次試験が免除されます!
「修習技術者」は申請・登録はいらないの?
いらないよ!教育プログラムの修了時点から「修習技術者」なんだ。
つまり
JABEE認定を受けている大学や高等専門学校の対象学科卒業者は、技術士一次試験が免除になる。
技術士補に未登録でも技術士の受験資格はある?
結論
一次試験は免除。
受験資格を満たしていれば、技術士二次試験の受験資格があります!
受験資格を満たしていれば、技術士二次試験の受験資格があります!
私は長年「技術士補」に登録しないと、二次試験を受験できないと思っていました。
無知って怖いよね。思い込まず、自分で調べることが大事だよ。
二次試験の受験資格には、下記の3ルートがあります。
二次試験の受験資格
- 技術士補としての実務経験
- 監督者の下で実務経験
- 7年を超える実務経験
この各ルートを簡単に説明していきます。
①技術士補としての実務経験
技術士補に登録した後、指導技術士(技術士補に登録した部門と同じ部門の技術士)の下で4年(総合技術監理部門は7年)を超える期間の実務経験を積むこと。
Point
✔️指導技術士による業務経歴票の証明が必要。
②監督者の下で実務経験
職場上司等の「監督者」の下で4年(総合技術監理部門は7年)を超える期間の実務経験を積むこと。
Point
✔️監督者が技術士である必要はない。
✔️出願時に「監督者要件証明書」と「監督内容証明書」の2つ書類の作成が必要。
③7年を超える実務経験
指導者や監督者の有無にかかわらず7年(総合監理技術部門は10年)の期間を超える実務経験を積むこと。
Point
✔️修習技術者となる前の実務経験も算入できる。
このルートが「王道」なのに、技術士には①のルートしかないと思っていたんだね。
ちなみに、2018年度の「①〜③」の二次試験受験ルートの割合は下表の通りです。
二次試験受験ルート | 受験割合 |
---|---|
①技術士補 | 1.2% |
②監督者の下 | 3.8% |
③7年を超える実務経験 | 95.0% |
この割合を見ても分かる通り「③」のルートが【王道】です!
私も約10年勤続している中で、技術士が身近いた環境は1度もないので▷他の受験者も同じ環境なのかもしれません。
受験者の年齢別合格割合
令和元年受験者の二次試験の年齢別合格率は、下表の通りになっています。(70代を除く。)
[二次試験の年齢別合格率(令和元年)]
30代の合格率が1番高いんだね!30代で受験はまだ早いと思っていたよ。
そうなんだ。過去5年間の統計を見ても30代の合格率がTOPだよ♪
[二次試験の30代合格率(過去5年間)]
Point
✔️30代受験者の二次試験合格率が1番高い!
まとめ
JABEE認定者は「技術士補」に登録していなくても、実務経験を満たしていれば二次試験を受験可能です。
【王道】の実務経験7年以上であれば、30歳前後で受験可能になるのではないでしょうか?
私は大卒入社+研修期間を除いて32歳で受験可能でした。
30代での二次試験合格率が1番高いので、まだ早いと思って敬遠している方も一緒に挑戦しましょう!
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