この記事では、Windowsのコマンドプロンプトでsnmpコマンドを使う方法が分かります。
とあるオペレーションのために、Windowsでsnmpコマンドを使いたくなったのですが、
検索で出てくる内容に惑わされ、使えるようになるまで時間を要したため分かりやすく記載します。
目次
Windowsのコマンドプロンプトでsnmpコマンドを使う方法
結論
net-snmpのバイナリファイルをインストールする。
以上です。
.exeファイルを実行しインストールが完了したら、コマンドプロンプトでsnmpコマンドが使えるようになっています。
これでおしまいです。
[参考]
Net-SNMPのサイトにアクセスし、以下の階層から任意のバージョンのバイナリファイルがインストールできます。
Download > Sourceforge download page – all files > net-snmp binaries
Net-SNMPのサイトにアクセスし、以下の階層から任意のバージョンのバイナリファイルがインストールできます。
Download > Sourceforge download page – all files > net-snmp binaries
pathを通す必要もなく、コマンドプロンプトを管理者権限で開く必要もありません。
簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)はsnmpエージェント
Windowsで”snmp”と検索した際に、
Windowsの拡張機能「簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)」をインストールという記事が割と出てきて混乱しました。
これはWindowsをsnmpエージェントとして機能させ、snmpマネージャとの疎通(snmptrapを発報したり、snmpgetをされる側)をする時に使うものでした。
今回はsnmpgetやsnmpsetをコマンドプロンプトで実行したいため、snmpマネージャとしての機能が必要なので、net-snmpをインストールする必要があります。
※コマンドプロンプトでsnmpコマンドを使用するには、net-snmpをインストールするしかないようです。Windows版の更新は2011年で止まっているため、脆弱性の影響が心配ではありますが、、
Linux版は現在でも更新されています。
まとめ:Windowsのコマンドプロンプトでsnmp(snmpget,snmpset等)コマンドを使う方法
net-snmpをインストールするだけで実現できましたが、
簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)に惑わされて時間を浪費してしまいました。
どうしてもWindowsのコマンドプロンプトでsnmpコマンドを使用したい場合は、インストールしてみてください。
Linux版は現在も更新されているので、WSL2側でインストールするのが無難かなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。