exp)メールサーバーを建ててメールを送れるようにする。
インフラエンジニアの仕事内容とは
インフラエンジニアの仕事内容は、
大まかに以下のようなものがあります。
⚠︎ネットワークやサーバーを構築するにあたり、物理作業も当然あります。
- 機器・資材の購入
- 機器のラッキング
- 機器のリプレイス
- LAN配線・成端
- 光コード配線
- ネットワーク構築
- サーバー構築
- セキュリティ設計
- 運用保守
- 障害対応
冒頭で紹介したような仕事に加えて、
サイバー攻撃などの脅威から保護するセキュリティに関する業務も含まれています。
また、サーバーを建てる時にも、
- 物理サーバを購入する。
- 仮想基盤上で仮想サーバーを建てる。
- クラウド上で仮想サーバーを建てる。
という選択肢があり、クラウドに関わる業務も出てきます。
インフラエンジニアは24H365D
インフラエンジニアの仕事で最も重要だと思っているのが、勤務体系です。
インターネットやサービスは常に動いていることが当たり前なので、インフラエンジニアも24時間365日体制となります。
もちろん交代制になりますが、インフラエンジニアを目指す際は以下を事前に必ず確認しましょう!
- 自社で全て運用監視しているのか。
- 常駐して監視しているのか。
- 外部に委託しているのか。
- 何人で回しているのか。
- 待機手当はいくらか。
通常業務が終わっても拘束されるのはなかなか辛いので、それを許容できるかが割とハードルが高いと思います。
インフラエンジニアに必要な知識・スキル
インフラエンジニアに必要な知識とスキルはたくさんありますが、基本的なものは以下になります。
オンプレ多めの環境と思ってください。
CCNA
▶︎Ciscoルーターやスイッチを設定・運用するために必要。ネットワーク構築の理解もできる。
Linux
▶︎Linuxサーバーを設定・運用するために必要。
シェルスクリプト
▶︎Linuxサーバーに自動処理させたり、WSLで処理を効率化できたりする。
Windows
▶︎ショートカットキーや設定で効率化に差が出る。運用でコマンドプロンプトを使う機会が多い。※PCがMacならMacの知識。
通信の仕組み/流れ
▶︎ネットワークを構築する際や障害切り分けなどに必要。
プロトコル
▶︎通信の約束事。全般的に必要になる。
セキュリティ
▶︎どんな脅威があってどんな対策が有効かを知る必要がある。
アプリの使い方
▶︎各機器にログインしたり、通信を解析したりと様々なアプリが必要になる。設定など使い方により効率化に差が出る。
各クラウドやdocker、ansible、terraformなどについては、企業によって導入有無が異なるので、環境より必要になってくると思います。
インフラエンジニアに向いているか判断する
ここまで、インフラエンジニアの仕事内容とスキルについて紹介してきましたが、
実際に転職して働いてみると、向いていなかったり、好きになれなかったりで後悔することもあるかもしれません。
先ほど紹介した知識やスキルの中で、Linuxであれば自分のPCで始める方法がいくつかありますし、
CCNAについてもpacket tracerというシミュレータで擬似的にルーターやスイッチの設定・接続を学習することができます。
転職して後悔する前に、事前にできる範囲で適正や好きになれそうか判断することも大切です。
▼以下の記事で、Linuxの学習方法を紹介しています。
・Linuxの学習を始めたい人。 シャチ 駆け出しインフラエンジニアのシャチです。施工管理から転職して2年目になります。 ネットワークエンジニア始めるならネットビジョンアカデミー(NVA) 未経験でインフラエンジニアに転職し[…]
まとめ:インフラエンジニアの仕事内容とは
必要なスキルの中でも、
LinuxやCCNAは自分で簡単に試すことができるので、適正や好きになれそうか事前に試してみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回、STEP3として「インフラエンジニアに必要な資格とは?」について紹介していきます。