今回は、日本初上陸のシャアエコ保険「justInCase(ジャストインケース)」について取り上げていきます。
justInCaseとは、2016年に設立された比較的新しい企業で、下記の新しいタイプのがん保険が注目されています!
わりかん保険

わりかん保険とは
初めに、わりかん保険とは、保険金の支払いを加入者同士が割り勘で補填し合う「P2P(ピア・ツー・ピア)保険」です。
✔︎がんになった人がいたら初めて保険料をわりかん。
✔︎がんになった人がいなければ月額0円。
✔︎年齢毎に保険料に上限あり。
✔︎女性特有のがんや上皮内がんも保証。
✔︎使い道が分かるので予防医療にも繋がる。
保険料について
先ほどがん保険の特徴で紹介した通り、加入時の保険料は0円です!
保険料の支払いは、その月にがんになった人がいて初めて発生し、がんになった人がいなければその月の保険料は0円になります。
=保険料が月毎に変動する
後払い保険

□40歳-54歳:月額990円
□55歳-74歳:月額3,190円
保障内容について
保障内容は下記の通りとなっていて、一時的な金額のみの保障となるため、入院費や治療費といった面での保障はないようですね。
(※上皮内がん、女性特有のがんも含む)
□死亡保険金:年齢によって異なる。
(※31歳男性で見積したところ150万円でした。)
サンドボックス制度について
justInCaseのがん保険は、「サンドボックス制度」という制度を利用しており、現在は実証実験期間となっているようです。
(※そのため保険の契約期間は1年間)
【サンドボックス制度とは】
生産性向上特別措置法(平成30年6月6日施行)に基づき、新しい技術やビジネスモデルを用いた事業活動を促進するため、新技術等実証制度(いわゆる「規制のサンドボックス制度」)が創設されました。
本制度は、期間や参加者を限定すること等により、既存の規制の適用を受けることなく、新しい技術等の実証を行うことができる環境を整えることで、迅速な実証を可能とするとともに、実証で得られた情報・資料を活用できるようにして、規制改革を推進する制度です。
つまり、現行の規制で新しい事業を始めることができない際に、この制度を利用し事業を実証実験として始めることができるということです。
そして、実証実験で得られたデータを用いて現行の規制を緩和していくことが目的のようですね。
実証実験成功後、保険の契約更新も可能
まとめ
今回は新しいタイプのがん保険、justInCaseのがん保険について紹介させて頂きました。
保障は一時的な金額のみですが、保険料が格安ですので、入院費と治療費を保障するがん保険と組み合わせて加入してみるのも良いかなと思います。
また、保険料が何に使われるのかを開示しているため、保険料を納得して支払うことができるのも新しい良いポイントだと思います。
今回の記事で「justInCase」に興味を持たれた方は一度見積等をしてみてはいかがでしょうか?
